寝ている間に、脳の中ではデフラグが行われていると聞きました。
デフラグとは、パソコンにハードにバラバラにある情報をきれいに並べ直してスッキリさせることです。
デフラグをするとパソコンの動きが速くなるので、脳の中で同じことをしていると思うとおもしろいです。
起きてる間に脳のあちこちに情報が入ってきて頭の中がごちゃごちゃする→寝る→デフラグでスッキリ
もう少し詳しく寝ている間の脳のこと
深い睡眠=ノンレム睡眠:眠り始めると、まず深い眠りに入っていく。脳は温度を下げて休息に入り、起きている間にストレスを受けた神経の修復を図る。不快な記憶を消す、という働きも。筋肉や肌などの細胞を再成する働きを持つ成長ホルモンも、深い眠りの時に分泌される。
浅い睡眠=レム睡眠:朝い眠りのときは、体は筋肉を緩めて寝ているが、脳は動いており、眼球も動く。レム睡眠のレムはRapid Eye Movement(素早い目の動き)の略。感情、記憶や気持ちを整理して、記憶として定着させるもの、忘れるものを整理する。夢を見るのもレム睡眠の時。
また、2021年の筑波大学と京都大学の睡眠中の脳に関する研究発表によると、
レム睡眠中に脳の毛細血管の血流が上昇することで、栄養供給や老廃物除去などの物質交換が活性化している可能性が示唆された。レム睡眠の割合が減少すると、認知症発症リスクや死亡リスクが上昇するのも、こうした物質交換が正常に起こらず、脳細胞の機能低下や老廃物の蓄積が起こるためであると考えられる
寝ている間にしかできない「脳のお掃除」や「体の修復」があるということがよくわかりました。レム睡眠もノンレム睡眠もどっちも大事!
睡眠のことがどんどん解明されていって、楽しいです。寝るの大好き٩(*´꒳`*)۶
参考
入眠後3時間の深い眠りで体も心も回復!肌にもいい!脳を休める「徐波睡眠(じょはすいみん)が熟睡のカギだった。(日経Gooday)2014/11/26
(国立大学法人筑波大学 国立大学法人京都大学)2021/8/25