1MX95より
子どもが算数好きになるために親にできることは何だろう?どうすれば自然に算数ができるようになるのかな?
経験値を上げる
算数を習う前に親にできることの一つは、「子どもの経験値を上げる!」です。経験値(経験)とは、「実際に見たり、聞いたり、行ったりすること。また、それによって得られた知識や技能など。」のことです。
ゲームでは、キャラクターが何かいいことをすると成長して経験値が増えていきます。
子どものすることすべてが子どもの経験値を上げると思って、一緒にやったり、見守ったり、一人でできないことは手伝ったりしてかかわっていきます。そうすると、子どもの経験値が上がるところにたくさん遭遇できて、子育ての喜びが増し増しになります。
具体的に何をすればいい?
小学校の算数は日常生活に関連するものばかりです。一緒に暮らしていることが経験値を上げることにつながります。
基本のたし算・ひき算・かけ算・わり算は買い物で。
割合も買い物で。
分数は料理で分ける時。
時刻や時間は日常生活で必要。
速さは車で移動する時。
経験したことがある内容は、すっと頭に入ってきます。
一緒に出かけたり、
一緒に遊んだり、
一緒に料理したり。
「もうちょっと大きくなってから一緒に料理しよう」なんて考えてると、
あっという間に中学生になっちゃって、料理に誘っても「忙しいから無理」って言われちゃうかもしれません。
「やりたい!やりたい!」言ってくる
小さい頃がチャンスです。
かえって時間がかかってしまうかもしれないけど、小学生になった時、経験してるかしてないかの差は大きいです。
経験値が上がっていくのを意識する方法
ロールプレイングゲームをすすめるような楽しさで、「初めて包丁を使った。レベルが1上がった。ピロリロリー♪」
「買い物でお金を払った。レベルが1上がった。ピロリロリー♪」
失敗したとしても、
「お茶をこぼしたらすぐ謝るを覚えた。レベルが1上がった。ピロリロリー♪」
変なことをしても、
「こぼした牛乳を体に塗った。♪ポヤン⤵ポヤン⤵ポヤ~ン⤵ HPが下がった」
怒らないで、どうしてそんなおもしろいことをしちゃったか聞きだしたいところです。
その後牛乳を一緒に拭いてくれたら、
「牛乳をこぼしたら、お母さんと一緒に拭くを覚えた。レベルが1上がった。ピロリロリー♪」
まとめ
「買い物をしたことがない子が、おつりや値引きの文章題をイメージできるか?」です。一緒に暮らしていく中で、少しずつ子どもの経験値を上げられるといいですね。