40年前の子どもは、大人からどんなふうに言われてたのでしょうか?
一般に、子どもたちはクルマによって道路から追放され、その引き換えにカラーテレビをあてがわれました。そして三無主義の子がふえたと宣伝されました。無気力・無責任・無関心の三つです。
(P8より)
外遊びの場所が減って、ゲームとスマホをあてがわれました。にしてみると、あとは一緒ですかね。いつの時代も大人から見ると子どもは物足りなく感じるのでしょうか?40年前に無気力と言われた子どもたちが今は40代から50代、子ども世代を見てなんと言っているのか。(笑)
いつの時代も、子どもは自分がやれることをがんばってやっている気がするのですが。
もっともっとと要求されるのは世の常なのでしょうか。たいへんだ…
まえがきでは、教育格差の問題にも触れています。
私立の中高一貫校と授業数が減っている公立校では、大学入学時に差が出るだろうと懸念されています。今も同じような状況なので、日本の教育は40年間そんなに変わっていないようですね。
まえがきを読むと、基礎学力をつけるために家庭で何をすればいいのか早く知りたくなります。
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