モモと灰色の男たちの攻防にドキドキする物語「モモ」
灰色の男たちは時間どろぼうです。
アマゾンの商品説明から一部引用
“
円形劇場の廃墟に住み着いた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした不思議な少女モモ。黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子どもたちが集まっていた。
しかし「時間」を人間に倹約させることにより、世界中の余分な「時間」を独占しようとする「灰色の男たち」の出現により、町じゅうの人々はとりとめのないお喋りや、ゆとりのある生活をしだいに失っていく。
”
引用終わり
灰色の男たちはこわいです。
「効率化してできた時間を時間貯蓄銀行に預けましょう」
と言って、人々の時間を奪っていきます。
ゆとりのある時間を失った人々は、ギスギスイライラ
生きてくために時間が必要な灰色の男たちも必死!
子どものモモが一人で立ち向かうには恐ろしすぎる相手で、
モモがんばれ!と応援したくなります。
現代
ネットが普及して、デジタル化して、便利になって、
使える時間が増えるような気がするのに、
そうじゃない。
上乗せしてやることが増えて、時間が足りなくなる。
心のゆとりが消えていく…
スマホは灰色の男たちの仲間なのか?!
時間どろぼうに大切な時間を奪われないように
モモみたいにゆっくりな時間を楽しみたいです。
「モモ(ミヒャエル・エンデ)1976.9.24」
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